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下町豆知識

金曜日, 5月 20th, 2011

第一の語義には地形的な特徴によって区分した「下町」があげられ、市街地中の海・川に近い低地の部分を示す。
この意味での下町は、東京では、山の手(武蔵野台地東端部分)の周辺をなす崖線より下側の地域がこれにあたる。
江戸=東京についてはこの意味の下町と対をなす言葉は、山の手(前述)であるが、通常は「山側」を意味する山手が対語となる。

歴史的に江戸時代の御府内(江戸の市域)において、高台の武家地域を「山の手」と呼び、低地にある商工業が盛んな町人町を「下町」と呼んだ。
山の手の代表的な地域は、麹町・本郷・小石川・牛込・四谷等である。
地理的には武蔵野台地の東端にあたる。

山の手と呼ばれる範囲は時代と共に移り変わっている。

江戸時代には上野の山の西側にあった本郷台を山の手と呼んだが、明治・大正時代には現在の山手線内の西半分が新たに山の手と呼ばれるようになった。
関東大震災の後、大正末期から昭和にかけては杉並区や世田谷区、大田区なども住宅地化されていき、これらに対しても山の手の概念が用いられるようになった。

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